12日午前の東京市場でドル・円は弱含み。朝方は105円半ばで推移したが、欧米での新型コロナウイルスのまん延で前日のリスク選好的な円売りは後退し、クロス円の下落がドル・円を下押し。また、中国株や米株式先物の軟調地合いも、円売りを抑制した。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円21銭から105円48銭、ユーロ・円は123円98銭から124円23銭、ユーロ・ドルは1.1773ドルから1.1780ドル。

【要人発言】
・安達日銀審議委員
「経済全体は持ち直したが、回復ペースは属性によってばらつき」
「経済を持ちこたえさせるとの意味で政策目標はおおむね達成されつつある」

【経済指標】
・日・10月国内企業物価指数:前年比-2.1%(予想:-2.0%、9月:-0.8%)
・日・9月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比-4.4%(予想:-1.0%、8月:+0.2%)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は弱含み、欧米コロナまん延で