6日午前の東京市場でドル・円は103円60銭台で推移。ドル・円は103円76銭まで買われたが、新たなドル買い材料は出ていないことから、株高を意識したドル買いは一服しつつあるようだ。米大統領選挙の勝敗がすみやかに確定される可能性は低いとの見方は変わっていないため、リスク選好的な円売りが抑制される状態はしばらく続く可能性も残されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は103円46銭から103円76銭、ユーロ・ドルは1.1796ドルから1.1846ドル、ユーロ・円は122円32銭から122円72銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米大統領選挙の最終結果が判明するまである程度の時間がかかる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値38.61ドル 安値38.34ドル 直近値38.44ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株高を意識したドル買いは一巡か