28日午前の東京市場でドル・円は104円40銭台で推移。日経平均は79円安で推移しており、下げ幅は縮小しつつある。目先的には、中国本土株式の動向が手掛かり材料となり得るが、欧米諸国におけるウイルス感染の増加を意識して、リスク選好的な円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円40銭から104円56銭、ユーロ・ドルは1.1770ドルから1.1798ドル、ユーロ・円は123円96銭から124円19銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米追加経済救済策成立は大統領選挙後となる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値39.01ドル 安値38.67ドル 直近値38.87ドル



<MK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は104円40銭台で推移、この後は中国本土株式の動向を注視か