日経平均は89円高(9時15分現在)。米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。日本でも米追加経済対策合意への期待感が買い手掛かり要因となった。また、米モデルナが開発中の新型コロナワクチンについて12月に緊急使用許可が承認される可能性があるとのニュースや、英アストラゼネカのワクチン臨床試験が週内にも再開するとの報道も好感された。一方で、欧米での新型コロナ感染拡大の懸念が継続していることに加え、日本時間の今日の日中に米追加経済対策の協議内容に関する情報が伝えられる可能性があることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢となり、その後、上げ幅を拡大している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は89円高、米株高受け買い先行