14日の米国市場では、NYダウが165.81ドル安の28514.00、ナスダック総合指数が95.17pt安の11768.73と下げ、シカゴ日経225先物は大阪日中比40円安の23550と小幅安。15日早朝の為替は1ドル=105円10-20銭(昨日大引け時は105.44円付近)。本日の東京市場では、前日の米国株安に抗する形で日東電工<6988>、村田製<6981>といったアップル関連株の続伸が予想される。大引け後に決算発表を控えたファーストリテ<9983>も先回り的な買いが期待できよう。4000億円の劣後ローンによる資金調達が報じられたANA<9202>も官民挙げての支援体制確認の安心感から買い戻しが予想される。新興市場では、日通システム<4013>やSansan<4443>といったDX関連を中心に活況が予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された住友林業<1911>、チームスピリット<4397>、富士フイルム<4901>、リクルートHD<6098>、THK<6481>、マキタ
<6586>、日本電産<6594>、日本マイクロニクス<6871>、リコー<7752>、オンワードHD<
8016>、新生銀<8303>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:日本電産やリコーに注目