欧州中央銀行(ECB)は9月理事会の議事要旨を公表した。この中で、メンバーが、「金融緩和の状況を一部相殺」「為替はインフレ見通しに深刻な影響を及ぼす」と、ユーロ高への懸念が表明された。ユーロ高に油断しないことが重要とした。そのほか、経済は広範に見通し通りとの見解。一部メンバーはラガルド総裁は回復に楽観的なトーンを加えるべきと指摘した。

ユーロ・ドルは1.1769ドルから1.1733ドルまで下落し日中安値を更新した。ユーロ・円は124円72銭から124円37銭まで下落し日中安値を更新。ユーロ・ポンドは0.9115ポンドから0.9077ポンドまで下落した。




<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ下落、ECBがユーロ高けん制=9月理事会議事要旨