大阪取引所金標準先物 21年8月限・夜間取引終値:6441円(前日日中取引終値↑8円)

・想定レンジ:上限6500円-下限6420円

8日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は上昇しそうだ。トランプ米大統領が空運会社と中小企業への支援策を先行して成立させるよう議会に求めたことなどを手掛かりに、景気先行き懸念が後退し、昨日の米国株式相場は上昇した。これを受け安全資産とされる金には資金が向かいにくかった。一方、米大統領選の不透明感などが警戒され、金を積極的に売る動きもなく、金先物はナイトセッションで方向感なく小動きに終始した。昨日の米国株高は金先物価格にすでに織り込み済みと見られ、今日の金先物は底堅い動きとなりそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇、米大統領選の不透明感など警戒か