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S&P500先物 3,392.75(-0.15)
ナスダック100先物 11,439.38(-29.87)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物40ドル高。NY原油先物(WTI)は反発し、今晩の米株式市場はまちまちとなりそうだ。
5日の取引で主要3指数は急反発。ダウは前日比400ドル超高で28000ドル台を回復したほか、ナスダックは2%超値を切り上げた。新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領が重症化を回避したことで、リスク回避のムードは大きく後退。追加経済対策に関する与野党協議の進展や大統領選の不透明感払しょくで、ハイテク株やエネルギー株を中心に幅広く買われた。この日発表されたISM非製造業景況指数は予想外に堅調となり、株買いを後押しする要因となった。
本日も買い先行が予想される。トランプ大統領は日本時間6日午前、治療先の米軍医療センターを退院し、今後はホワイトハウス内の施設で治療・静養を続ける方針。ただ、自身のツイッターで回復ぶりをアピールする一方で、「コロナを恐れるな」などと感染拡大につながりかねないメッセージを発信しており、先行きへの警戒は根強い。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派寄りの政策姿勢を背景に株買いに振れやすい地合いが見込まれるものの、指数の上昇は限定的となりそうだ。
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