29日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。日経平均株価の軟調地合いを嫌気した円買いでドルは105円30銭台に下押しされる場面もあったが、欧州通貨の失速でドル・円は値を戻す展開に。一方、通信社の集計で新型コロナウイルスの死者は世界で100万人を突破し、目先材料視される可能性があろう。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円34銭から105円55銭、ユーロ・円は123円03銭から123円17銭、ユーロ・ドルは1.1661ドルから1.1684ドル。

【要人発言】
・日銀金融政策決定会合における主な意見(9月16-17日開催分)
「政府とは引き続きそれぞれの役割を踏まえしっかり連携していく必要」
「感染症の影響を注視しながら、必要に応じて施策を講じていくことが適当」
「個人消費の回復は緩やか、設備投資は減少傾向と、日本経済は厳しい状況」

【経済指標】
・日・9月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く) :前年比-0.2%(予想:-0.3%、8月:-0.3%)





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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみ合い、105円半ばを意識