米国株式相場は続伸。ダウ平均は410.10ドル高の27584.06ドル、ナスダックは203.96ポイント高の11117.53ポイントで取引を終了した。9月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回り2年ぶり高水準となったほか、民主党ペロシ下院議長が追加経済救済策を巡りムニューシン財務長官と交渉しており、11月選挙前に合意できる可能性も示唆したため期待感から上昇で寄り付いた。ハイテクも引き続き強く、終始堅調に推移した。セクター別では銀行・自動車・自動車部品が特に買われた。

宇宙旅行ビジネスを行うヴァージン・ギャラクティック(SPCE)やソーシャルネットワーキングのスナップ(SNAP)はアナリストによる投資判断引き上げが好感され上昇。鉄鋼のクリーブランドクリフ(CLF)はルクセンブルグの同業アルセロール・ミッタルの米国事業買収を発表し急伸した。配車サービスのウーバー(UBER)はロンドンのライセンスを再度獲得し上昇。オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はプライムデーを10月13日、14日に行うことを発表し上昇した。

米連邦地裁判事は27日、政府によるティックトックの配信禁止などの措置を一時差し止める判断を下した。

Horiko Capital Management LLC



<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウ410ドル高、追加経済救済策への期待高まる