28日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の1165.0ptとなった。なお、高値は1189.0pt、安値は1139.0pt、取引高は8414枚。本日のマザーズ先物は上昇した米国市場や堅調に推移したナイトセッションの流れを引き継ぎ続伸でスタートした。しかし、現物株の寄り付き後は、時価総額上位であるAIinside<4488>などデジタル行政関連銘柄が急速に値を消したことで徐々に上げ幅を縮小し軟調な推移となった。その後、後場に入り、一時は下げ幅を拡大する場面があったももの、引けにかけて時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>が下げ幅を縮小し、フリー<4478>が堅調に推移したことで、マザーズ先物は若干値を戻し、小幅安で取引を終了した。「本日は9月決算銘柄の権利最終日であることで、個人投資家の関心が東証1部の銘柄に向かったことから需給が歪み、相場が乱高下した」との見方があるようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:9月権利最終日で需給がゆがむ