17日午前の東京市場でドル・円は105円08銭近辺で推移。日経平均の下げ幅は再拡大しているが、ドル売りは抑制されている。米国のゼロ金利政策は2023年まで継続するとみられているが、追加緩和の思惑は後退しており、ドルは104円台後半で下げ渋る可能性は高まっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円88銭から105円07銭、ユーロ・ドルは1.1775ドルから1.1819ドル、ユーロ・円は123円53銭から124円09銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米中分断懸念
・米低金利政策の長期化

・NY原油先物(時間外取引):高値40.29ドル 安値40.04ドル 直近値40.06ドル




<MK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:日経平均弱含みもドルは105円台を維持