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7995.60ドル、ナスダックは133.67ポイント高の11190.32ポイントで取引を終了した。
中国8月小売売上高が予想以上に回復したほかドイツの9月ZEW景気期待指数も20年ぶりの高水準に達するなど、世界経済の順調な回復が好感され寄り付きから上昇した。しかし、引けにかけては連邦準備制度理事会(FRB)の結果発表を明日に控えて一旦手仕舞う動きが広がり上げ幅を縮小した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが上昇したことや底堅いナイトセッションの流れを受けて、続伸のスタートが予想される。国内ではドコモ口座の不正引き出しに関して、ゆうちょ銀、PayPayなどにも被害の拡大が報じられており、当局もセキュリティ対策の強化などを促していることからセキュリティ関連銘柄の思惑が高まり先物を下支えすることが予想される。また、デジタル担当相に平井卓也氏が入閣すると報じられたことで、政府のデジタル化が加速するとの見方が高まることから、時価総額上位のAI inside<4488>、フリー<4478>など電子化関連銘柄が先物をけん引することが期待されよう。本日の上値のメドは1144.0pt、下値のメドは1067.0ptとする。
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