10日午前の東京市場でドル・円は106円20銭近辺で推移。欧米株高を意識したリスク選好的な円売りは増えていないが、リスク回避的な円買いも抑制されている。中国本土の株式市場の動向が注目されているが、小幅安にとどまった場合、リスク回避的な円買いは縮小する可能性があるとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円16銭から106円22銭、ユーロ・ドルは1.1801ドルから1.1815ドル、ユーロ・円は125円29銭から125円51銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米中対立の長期化懸念
・米低金利政策の長期化予想

・NY原油先物(時間外取引):高値37.96ドル 安値37.69ドル 直近値37.75ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は106円20銭近辺で推移