日経平均は178円高(9時20分現在)。日経平均寄与度では、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>などがプラス寄与上位となっており、一方、ダイキン<6367>、テルモ<4543>、アステラス薬<4503>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、海運業、その他製品、電気機器、保険業、鉱業が値上がり率上位、パルプ・紙、繊維製品が値下がりしている。

日経平均は160円高の29193と反発して取引を開始した。昨日の米国株高を受け、買いが先行した。日本でも新型コロナワクチンに関するポジティブなニュースが好感された。東京都が新型コロナウイルス対策作りの判断材料にしている警戒レベルを1段階引き下げる方針だと伝えられたことや、外為市場で1ドル=106円20銭台と、昨日午後の円の安値からさらに30銭ほど円安・ドル高方向に振れていることなども株価支援要因となった。取引開始前に内閣府が発表した7月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比6.3%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.9%増を上回ったことで、機械株など設備投資関連銘柄の一角が物色されている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は178円高、米国株高受け買い先行