大阪取引所金標準先物 21年8月限・日中取引終値:6570円(前日日中取引終値↓38円)

・推移レンジ:高値6598円-安値6560円

9日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は下落した。英アストラゼネカとオックスフォード大が共同開発する新型コロナウイルスワクチンの最終段階の臨床試験(治験)が一時中断されていると伝えられたことなどから経済活動の正常化期待が後退し、金先物の下値支持要因となった。一方、金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルが対ユーロで堅調で、ドルの代替投資先とされる金には資金が向かいにくい状況となった。今日の金先物はドル相場の推移を拠り所とし、終日、前日水準を下回って推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:下落、ドル相場堅調で投資資金向かわず