8日午前の東京市場でドル・円は106円30銭近辺で推移。日経平均は121円高で午前の取引を終えた。上げ幅はやや拡大しているが、これまでのところ、株高を意識した為替取引は増えていないようだ。本日発表された4-6月期国内総生産(GDP)改定値は市場予想をわずかに上回ったが、リスク選好的な取引拡大につながる数字ではないとの見方が多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円24銭から106円31銭、ユーロ・ドルは1.1795ドルから1.1822ドル、ユーロ・円は125円39銭から125円65銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米中対立の長期化懸念
・米低金利政策の長期化予想

・NY原油先物(時間外取引):高値39.59ドル 安値38.55ドル 直近値39.29ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株高持続もドル・円は106円台前半でのもみ合いが続く