8日午前の東京市場でドル・円は106円30銭近辺で推移。日経平均は78円高で推移しており、上げ幅はやや拡大している。ただ、株高を意識した為替取引は増えていないようだ。本日発表された4-6月期国内総生産（GDP）改定値は市場予想をわずかに上回ったが、リスク選好的な取引拡大につながる数字ではないとの見方が多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円24銭から106円31銭、ユーロ・ドルは1.1806ドルから1.1822ドル、ユーロ・円は125円49銭から125円65銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米中対立の長期化懸念
・米低金利政策の長期化予想



＜MK＞

情報提供元： FISCO
記事名：「 東京為替：株高持続、ドル・円は106円20銭台で底堅い動き 」