本日のマザーズ先物は反発が予想される。8日の米国市場は休場となった。CMEのダウ先物は7時30分現在で190ドル高28324ドルとなっている。本日のマザーズ先物は、上昇しているダウ先物の時間外取引や、堅調なナイトセッションの流れを引き継ぎ反発が予想される。国内では、コーツIOC調整委員長が「新型コロナにかかわらず、東京五輪は開催するだろう」と述べたとの報道が伝わっており、このことは個人投資家のリスクセンチメントを下支えすることが期待される。また、台風10号の被害が事前の想定より控えめであったことも投資心理の改善に寄与しそうだ。そのほか、昨日にロゼッタ<6182>が本社機能をVR空間に移転すると発表しており、VR関連銘柄や、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>など在宅ワーク関連銘柄が注目を集め先物を押し上げることが期待される。本日の上値のメドは1140.0pt、下値のメドは1083.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反発、VR・在宅ワークが押し上げ