メスター・クリーブランド連銀総裁はオンラインセミナーにおいて新たな骨組みはFRBの2つの目標への責務を支援するとし、パンデミックによる回復が脆弱で引き続き金融・財政支援が必要との考えを示した。さらに、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事、バーキン米リッチモンド連銀総裁と同様、9月会合でのフォワードガイサンスの修正の可能性を示唆した。

米10年債利回りは0.64%まで低下。ドル買いは一服した。ドル・円は106円21銭で底堅い展開が続いた。ユーロ・ドルは1.1840ドル前後で下げ止まった。

・メスター・クリーブランド連銀総裁
「回復は脆弱」
「年末に失業率は1桁台」
「年末のインフレはFRB目標の2%を大幅下回る」
「新たな骨組みはFRBの2つの目標への責務を支援」
「持続的な回復には追加財政支援が必要」
「指標は回復ペースの鈍化を示唆」
「2020年を通じ、マイナス成長に」
「第2四半期で底入れ、下半期経済は成長へ」
「回復軌道はウイルスの収束次第」
「経済の下方リスクは依然上方リスクを上回る」
「下方リスクや不透明性が見通しを曇らせる」
「2%インフレを回復するには時間がかかる」
「新たな骨組みで、インフレを蔓延させることはない」
「金融緩和がしばらく必要」
「必要とあれば、追加支援を供給する手段がある」
「特定の結果を基盤にしたフォワードガイダンスでいくつかの参考がある」




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル高止まり、クリーブランド連銀総裁もフォワードガイダンス修正示唆