9月1日午前の東京市場でドル・円は105円70銭台で推移。日経平均の下げ幅はさらに縮小しており、株価反転の可能性があるが、米国金利の先高観は後退しており、リスク選好的な円売りがただちに拡大する状況ではないとの見方が多いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円72銭から106円03銭、ユーロ・ドルは1.1934ドルから1.1969ドル、ユーロ・円は126円33銭から126円67銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・追加の経済支援策の実現は困難との見方
・米中対立の長期化懸念
・米低金利政策の長期化予想

・NY原油先物(時間外取引):高値42.95ドル 安値42.80ドル 直近値42.85ドル



<MK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は105円70銭台で推移、株価反転の可能性残る