みなさんこんにちは、フィスコマーケットレポーターの高井です。「月に自由に使えるお金はいくら?」というアンケートについて取り上げたいと思います。

■自由に使えるお金はほとんどの回答者が10万円未満
家庭の資産管理に関するアンケート「月に自由に使えるお金はいくら?」(※)の結果を見てみましょう。最も多かったのは3万~5万円未満で17.4%、僅差で次に多かったのが2万~3万円未満で16.9%、そして1万~2万円未満14.6%と続きます。なお、10万円以上という回答者は9.9%でした。

■具体的な使い道、トップは美容費
具体的な使い道として多かったのは美容費で18.1%、次に飲食費で15.3%、そして交際費、衣服費、貯蓄と続きました。なお、投資は2.8%となっており少数派でした。美容費と回答した方のコメントとしては、「美容院は自分にとっての必要経費です。特別高いトリートメントをするわけではありません。(カラー・カットは昔セルフを試みましたが、失敗。精神的ダメージと、リカバリーの経費が逆に増!)」という声がありました。確かに、髪の毛全体とはいかないまでも、前髪カットは自分でやられてみたことのある方は多いのではないでしょうか。私も、「大女優の方が前髪カットをずっと自分でやっている」という話を雑誌で読んで、憧れてやってみたことがあります。結果、美容院にお願いした方が良いという結論になりましたが、、、お金をかけて当たり前のところを、実は自分でできるのでは?とひとまず考えてみる視点って面白いなと思います。また、回答者の中には「自由に使えるお金はひと月1万円で、そこから美容院にいったり、化粧品を買ったり、友達とランチしたりしています。」という方もいました。美容院についてはクーポンサイトを活用したり、化粧品についてはお店のキャンペーンが適用になるときにまとめ買いをすると、お得になるので私もよく活用しています。

■飲食費、交際費の動向
なお、飲食費については、「食べることで自分がハッピーになれるし、自分がご機嫌になれば家族もきもちがいいから、必要な経費」というコメントがありました。ご機嫌な人ってそばにいるだけで幸せな気持ちになれるので、「ご機嫌になるための出費は必要経費」は、素敵な考え方だと思いました。交際費についてのコメントとしては、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で自由に使えるお金が増えた」、「友達とランチをしている。コロナで長い間いけなかったのでその分奮発している。」という声がありました。新型コロナウイルス感染拡大で経済の先行きは不安感がありますが、個人のお財布は私の周りも含め以前よりも潤っているという方が多いという感覚があります。

■自由に使える額がいくらだったとしても、やりくりできる
みなさんは、今回の自由に使える額についてのアンケート結果をご覧になって、「意外と多いのだなあ」と思われたでしょうか?それとも「意外と少ないのだなあ」「大体そんなものだろう」と思われたでしょうか?私が面白いと感じたのは、自由に使える額が高くても低くても、それぞれが満足のいく形でやりくりしている方がいらっしゃるということです。私も家計管理のテーマが「幸福度を下げないまま使う額を減らす」なので、見習っていきたいと思います。


フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ

(※)アンケート:SBI証券「知っトクおかねコミュニティ」(2020年6月調査 N=213)
https://www.beach.jp/circleboard/af07216/topic/1100208772263




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情報提供元: FISCO
記事名:「 月に自由に使えるお金はいくら?