18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円57銭から105円28銭まで下落して105円41銭で引けた。米国の追加財政策の規模縮小の思惑に景気見通しは悪化し、米債利回りの低下に伴うドル売りが一時加速した。その後、米7月住宅着工件数が予想を上回り経済封鎖前の水準を回復したため、リスク回避的なドル売りは一服した。

ユーロ・ドルは、1.1904ドルから1.1966ドルまで上昇して1.1930ドルで引けた。ユーロ・円は、125円50銭から126円09銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.3172ドルから1.3250ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9049フランから0.9010フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル弱含み、米追加財政策の規模縮小を警戒