14日の日経平均は小幅に4日続伸した。ザラ場でも前日高値を上回り、強い上値追い圧力を裏付けた。ローソク足は陰線を引いたが下ヒゲを出し、下値での買い需要も確認した格好。一目均衡表では転換線が基準線を上回って3役好転が完成し、買い手優勢が一段と鮮明になった。東証1部の騰落レシオが過熱圏中央の100%を下回る96.51%にとどまる一方で、ボリンジャーバンド(25日ベース)では昨日に続いて終値が+2σを上回り、過熱感の薄い中での上値拡張継続を示唆している。また、+1σ分の値幅が拡大する「5本線発散」が始まっており、今後は日々の値幅が上下どちらの方向にも拡大しやすくなる可能性が増してきた点に留意したい。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4日続伸、3役好転完成