5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円80銭から105円32銭まで下落して105円32銭で引けた。米7月ADP雇用統計が予想を大幅に下回ったため、労働市場の回復鈍化懸念が強まりドル売りに拍車がかかった。ただ、その後発表された7月ISM非製造業景況指数は予想外に改善し、昨年2月来で最高に達したことが好感されドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1848ドルから1.1905ドルまで上昇して1.1864ドルで引けた。ユーロ・円は125円16銭から125円51銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3162ドルまで上昇後、1.3109ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9051フランへ下落後、0.9090フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:7月ISM非製造業景況指数の改善でドル売り一服