NY外為市場では強い米国の製造業指数を受けたドル買いが一段落した。米国の7月ISM製造業景況指数が予想以上に改善したため米債利回りの上昇でドル買いが加速した。

ドル・円は106円47銭まで上昇し7月24日来の高値を更新後、106円15銭まで反落。ユーロ・ドルは1.1696ドルまで下落し、7月27日来の安値を更新後、再び1.17ドル台へ反発した。ユーロ圏のPMIは好調で、域内経済の見通し改善でユーロも底堅い展開。

ドル指数は93.99まで上昇後、93.70へ反落。米10年債利回りは0.57%まで上昇後は、0.56%付近で伸び悩んだ。ダウ平均株価は245ドル高で推移した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い一服、ユーロ底堅い、ダウ245ドル高