カナダの6月消費者物価指数(CPI)は前年比+0.7%と、3カ月ぶりのプラスに改善し、予想+0.2%も上回った。

インフレ率の上昇でいったんカナダドル買いが強まったが、その後発表された米週次統計で原油在庫が予想外に増加したため原油安に連れたカナダドル売りが再燃。

ドル・カナダは1.3420カナダドルまで下落し6月11日来の安値を更新後、1.3456カナダドルまで上昇した。カナダ円は79円63銭まで下落後、79円81銭まで上昇した。

【経済指標】
・カナダ・6月消費者物価指数:前年比+0.7%(予想:+0.2%、5月:-0.4%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:カナダドル売り買い交錯、加インフレ上昇も原油安