TOCOM金 21年6月限・夜間取引終値:6207円(前日日中取引終値↓16円)

・想定レンジ:上限6250円-下限6170円

17日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は下落しそうだ。前日の米国株式市場で、新型コロナウイルス感染拡大による雇用回復の鈍化などが嫌気され、ダウ平均は下落した。日本でも新型コロナへの警戒感が一段と強くなっており、安全資産としての金の需要は引き続き旺盛。しかし、金先物は最高値近辺にあり、利益確定売りが出やすくなっている。ナイトセッションでも利益確定売りが優勢となっており、今日の金先物は軟調な展開となりそうだ。ただ、早朝の時間帯に1ドル=107円40銭近辺と、昨日の円の高値から60銭近く円安・ドル高に振れていることもあり、金先物の下値は限定的となりそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:軟調、利益確定売り優勢か