16日のマザーズ先物は前日比17.0pt高安973.0ptとなった。なお、高値は992.0pt、安値は969.0pt、取引高は4474枚。本日のマザーズ先物は、米市場は上昇したものの、軟調なナイトセッションの流れを引き継ぎ反落してスタートした。寄付き付近は時価総額上位のアンジェス<4563>がコロナ感染者の増加から堅調に推移し、先物を下支えしたことで下げ渋る場面もあったが、その後、お昼休み中に東京の新型コロナ感染者が280人台との報道を受けて個人投資家のリスクセンチメントが悪化すると、マザーズ先物もマイナスに転じ、本日の安値引けとなった。このほか、政府の骨太の方針変更でデジタル投資の減少懸念から時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>が下落し相場の重しとなったようである。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、時価総額上位銘柄が相場の重しに