15日午前の東京市場でドル・円は107円20銭台で推移。日経平均は340円高で推移しており、上げ幅は拡大しつつあることから、一部でリスク選好的な円売りが観測されている。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。日本銀行の金融政策決定会合の結果判明を待つ状況だが、金融政策の現状維持が決定される見込みであり、結果判明後にドル売り・円買いが増える可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円19銭から107円30銭、ユーロ・ドルは1.1394ドルから1.1423ドル。ユーロ・円は122円17銭から122円47銭。

■今後のポイント
・多くの国でウイルス感染拡大を懸念
・主要国の企業景況感改善
・米政策金利は長期間据え置きの公算



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はやや強含み、一部で株高継続を意識した円売りも