東京金見通し：上昇、米中対立先鋭化も意識

TOCOM金　21年6月限・夜間取引終値：6235円（前日日中取引終値↑26円）

・想定レンジ：上限6270円-下限6190円

15日の東京商品取引所（TOCOM）金先物（期先：21年6月限）は上昇しそうだ。前日の米国株式相場は上昇したが、新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感は引き続き強い。また、ここにきてポンペオ米国務長官が、南シナ海で中国が権益を主張していることについて「違法」だと述べたと伝えられ、米中対立の先鋭化が意識されている。こうした警戒感を背景に、安全資産とされる金の需要は一段と旺盛となっている。ナイトセッションでも金先物は上昇しており、今日の金先物は堅調に推移しそうだ。




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