ドイツ議会は欧州中央銀行(ECB)の債券購入を支持するとした。ECBの債券購入が域内の景気押し上げに必要であることが証明された。ドイツ憲法裁は5月にECBが2015年から開始している2.2兆ユーロの公的部門証券買い入れ(PSPP)が違法である可能性を指摘。ECBが政策の必要性を証明しなければ中央銀行であるドイツ連邦銀行は国債買い入れを停止する必要があるとの判断を下していた。

ラガルド総裁も度々、問題解決に自信を示していたこともありサプライズはないと見られ報道を受けたユーロの反応は鈍い。ユーロ・ドルは1.1232ドル、ユーロ・円は120円80銭前後の安値圏のもみ合いを継続した。ユーロ・ポンドは0.9013ポンドで推移した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ小動き、独議会はECB債券購入を支持へ