NY外為市場ではリスク選好の動きが一段落した。

朝方はウイルスワクチンの初期段階の治験で良好な結果が得られたため安心感が広がり、景気見通しが改善。リスク選好の動きが加速した。しかし、ニューヨーク市が室内飲食再開を先送り、米アリゾナ州の1日のウイルス感染者数の増加が過去最多が報じられるとリスク選好の動きが一服。ユーロ・円は120円26銭から121円15銭まで上昇後、120円95銭へ弱含んだ。ドル・円は107円36銭から107円60銭まで上昇後、107円45銭へ反落。ユーロ・ドルは1.1255ドルで伸び悩んだ。

一時200ドル超上昇したダウ平均株価は下落に転じ、10ドル安で推移。米10年債利回りは0.7%から0.67%まで低下した。



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオン一服、アリゾナのウイルス感染急増やNY市の室内飲食先送りを警戒