TOCOM金 21年6月限・夜間取引終値:6179円(前日日中取引終値↑37円)

・想定レンジ:上限6200円-下限6140円

7月1日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇しそうだ。前日の米国株式市場でダウ平均は上昇したが、新型コロナウイルス感染拡大が続いており、警戒感は強く、安全資産とされる金需要は拡大しそうだ。外為市場で1ドル=107円90銭台と、昨日の円の高値に比べ40銭ほど円安・ドル高に振れていることも金先物の価格支援要因となろう。さらに、金先物は6000円大台に乗せた後、騰勢を強めており、投機資金の流入を指摘する向きもある。ただ、米国株高を受けた今日の東京株式市場は堅調に推移しそうで、金先物は上昇後、上値がやや重くなる可能性もありそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:上昇、投機資金も流入か