30日の日経平均は反発。終値は22000円台に復帰したが、ローソク足は上ヒゲを伴う陰線を引いて上値での売り圧力の強さを窺わせた。終値は昨日に続いて25日線を下回ったほか、下降中の5日線が25日線を下回り、調整局面の長期化リスクを示唆している。
東証1部の騰落レシオ(25日ベース)が92.51%(昨日97.02%)に低下して2日の150.78%からの強い低下トレンドを確認する形となったこともあり、上値の重い相場が継続しよう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反発、連日の25日線割れで調整局面示唆