TOCOM金 21年6月限・夜間取引終値:6130円(前日日中取引終値↑18円)

・想定レンジ:上限6150円-下限6100円

30日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は堅調に推移しそうだ。前日の米国株式市場でダウ平均が580ドル高と大幅反発した流れを受け、東京市場もリスクオフムードがやや後退しそうだ。しかし、新型コロナウイルスの感染第2波が収束の兆しを見せないなか依然として警戒感は強い。そのため、安全資産とされる金に対する需要は継続する可能性が高く、今日の金先物は堅調に推移しそうだ。また、1ドル=107円60銭前後と昨日よりも円安・ドル高に振れてきていることも金先物価格の支援要因となりそうだ。ただ、今日の東京株式市場が堅調に推移しそうなことや、金先物が年初来高値圏にあり利益確定売りが出やすいこともあり、金先物はやや上値の重い展開が予想される



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:堅調、警戒感払しょくできず金需要継続か