本日のマザーズ先物は反発が予想される。26日の米国市場は、連日ウイルス感染者数の急増が報告されていることを嫌気して下落で寄り付いた。テキサス州知事が経済活動の段階的な再開をいったん停止すると発表すると下げ幅を拡大した。その後、当局がボルカールールの緩和を承認、スワップ取引の証拠金要件撤廃を発表すると金融関連株中心に上昇に転じ、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。ハイテク通信株の比率の高いナスダックも上昇した。本日のマザーズ先物は反発した海外市場や堅調に推移したナイトセッションの流れを引き継ぎ反発が予想される。国内では新たに立ち上げるコロナ対策専門家会議の構成に幅広い分野の専門家が参加することで、今後の政策への期待感が高まることが予想される。また、自民党が行政手続きのデジタル化を推進するため、専門家組織の設立を安倍首相に提言したことで、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>など電子化関連銘柄が先物を下支えすることが期待される。上値のメドは1030.0pt、下値のメドは989..0ptとする。


<YN>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反発、日米での政策期待が下支え