格付け会社フィッチはカナダのソブリン格付を従来のAAAからAAプラスへ引き下げた。見通しは安定で据え置いた。パンデミックによる連邦債務の拡大を理由に挙げた。ただ、対国内総生産(GDP)比では中期的に120%で安定推移するとの見方で、見通しは据え置いたと説明している。

格下げを嫌い、カナダドル売りが優勢となった。ドル・カナダは1.3552カナダドルから1.3618カナダドルまで上昇し22日来の高値を更新。カナダ円は78円86銭から78円47銭まで急落した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:加ドル下落、フィッチがカナダの格付引き下げ