NY外為市場でリスク選好の動きが再燃した。ユーロ・円は120円16銭の安値から120円39銭まで上昇。ドル・円は107円21銭でもみ合いとなった。

NY市が22日から経済活動再開で第2段階を開始することが明らかになり、感染2波への懸念がくすぶる中、景気回復に慎重ながら楽観的な見通しが強まった。さらに、パウエルFRB議長が下院金融委員会での半期に一度の証言で利上げやバランスシートの解消は当面検討することはないとしたことがリスク選好の動きを助けた。

米国株式相場は上げ幅を拡大。ダウ平均株価は35ドル高で推移した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオン、ダウプラスに転じる、NY市経済再開拡大やパウエル議長のハト派発言