12日午前の東京市場でドル・円は106円80銭近辺で推移。日経平均は637円安で推移しているが、調整安の範囲内であることから、株安を意識したリスク回避の円買いは特に増えていないようだ。ただし、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は106円台半ば近辺まで反落するとの見方は多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円70銭から106円89銭、ユーロ・ドルは1.1281ドルから1.1302ドル。ユーロ・円は120円44銭から120円75銭。

■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米政策金利は長期間据え置きの公算

・NY原油先物(時間外取引):高値36.36ドル 安値34.96ドル 直近値35.00ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は106円80銭近辺、株安を意識した円買い拡大の可能性低い