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1047.0pt、安値は1006.00pt。取引高は10884枚。
本日のマザーズ先物は、朝高で始まったあとは、あすの6月限りの株価指数・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を前にした持ち高調整の売りなどが膨らんだ。前日の米国市場で、新型コロナ危機を受けた外出制限が緩和された後も、在宅勤務などの増加でインターネット関連サービスの需要が高まるとも見方から、前日の米国市場ではIT関連株が買われたことや、前日ににぎわったバイオ関連株への資金シフトも継続し、朝方のマザーズ先物は買いが先行して始まった。一時前日比13.0pt高の1047.0ptまで上昇した。その後、あすのSQの絡んだポジション調整売りに225先物が下げ幅を拡大させると、センチメントが悪化し、マザーズ先物にも売りが波及し、一時前日比28.0pt安の1006.0ptまで下落する場面もあった。時間外取引で米株先物が下げ幅を拡大させ、中国などのアジア市場も軟調、日経平均も500円を超える下げとなるなど、リスクオフの動きなっており、市場では「米景気の回復の遅れが世界的に波及し、このまま世界的な株安の流れが続けば、マザーズ先物にも悪影響を及ぼしかねない」との指摘も聞かれた。本日のマザーズ市場では、前日から人気化していたリボミック<4591>、トランスG<2342>のバイオ関連株が急反落し、フルッタ<2586>、メディア<3815>、FRONTEO<2158>も下落した。また、リアルワールド<3691>、ASJ<2351>などが値下がり率上位にランクインした。
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