9日のマザーズ先物は前日比10.0pt高の1025.0ptと3日続伸して終了した。高値1027.0pt、安値は992.0pt。取引高は14446枚。

本日のマザーズ先物は、朝安の後、午後に切り返した。前日の米国市場は、雇用環境の改善を受けた米景気の早期改善への期待が継続し、NYダウは大幅続伸し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。しかし、マザーズ先物は連日の株価上昇に対する警戒感や日経平均も値を消して始まったため、利益確定売りが先行し、マザーズ先物は一時前日比23.0pt安の992.0ptまで値を下げた。ただ、次第に押し目買いが入りプラスに転じた。現物市場では、これまで相場けん引してきた銘柄を中心に利食い売りが目立っている一方、バイオ関連株など一部銘柄などに個人投資家の資金がシフトしていた。本日のマザーズ市場では、オンコセラピー・サイエンス<4564>が前日比50円(+35.21%)高の192円とストップ高まで買われたのをはじめ、ナノキャリア<4571>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>、リボミック<4591>などがいずれも値を上げるなど、バイオ関連株の一角が上昇した。また、リファインバース<6531>、霞ヶ関キャピタル<3498>、SREHD<2980>、MDNT<2370>なども値を上げた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:3日続伸、バイオ関連に買いが集まる