9日午前の東京市場でドル・円は108円10銭台で推移。日経平均は147円安で午前の取引を終えた。下げ幅はやや縮小したが、株安は続いていることから、ドルの上値はやや重くなっている。米国経済の早期回復や持続的な雇用回復への期待は低下しており、リスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円94銭から108円54銭、ユーロ・ドルは1.1289ドルから1.1315ドル。ユーロ・円は121円92銭から122円61銭。

■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米中対立への懸念

・NY原油先物(時間外取引):高値38.86ドル 安値38.12ドル 直近値38.77ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株安継続でドルの上値はやや重くなる