3日のニューヨーク外為市場でドル・円は108円50銭から108円98銭まで上昇して引けた。朝方発表された米国の5月ADP雇用統計で雇用減少が4月から予想以上に改善したほか5月ISM非製造業景況指数も予想を上回り、ウイルスパンデミックによる景気後退が間もなく終了しV字型回復への期待も浮上し米債利回り上昇に伴うドル買い、リスク選好の円売りに拍車がかかった。。




ユーロ・ドルは1.1186ドルから1.1251ドルまで上昇して引けた。

ユーロ・円は121円45銭から122円52銭まで上昇。


ポンド・ドルは1.2554ドルから1.2615ドルまで上昇した。


ドル・スイスは0.9648フランから0.9610フランまで下落した。


[経済指標]・米・5月ADP雇用統計:-276万人(予想:-900.0万人、4月:-1955.7万人←-2023.6万人)・米・4月耐久財受注改定値:前月比‐17.7%(予想:-17.2%、速報値:-17.2%)・米・4月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比−7.7%(予想:-7.4%、速報値:-7.4%)・米・4月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比−5.7%(速報値:-5.4%)・米・5月ISM非製造業景況指数:45.4(予想:44.4、4月:41.8)・米・4月製造業受注:前月比‐13.0%(予想:-13.4%、3月:−11.0%←-10.3%)・米・5月サービス業PMI改定値37.5(予想:37.3、速報値:36.9)・米・5月総合PMI改定値:37.0(速報値:36.4)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 6月3日のNY為替概況