2日の米国市場ではNYダウが267.63ドル高の25742.65、ナスダック総合指数が56.33pt高の9608.38、シカゴ日経225先物が大阪日中比280円高の22650。3日早朝の為替は1ドル=108円60-70銭(昨日大引け時は107.69円付近)。本日の東京市場では、大幅な円安と米国株高を材料にトヨタ<7203>やソニー<6758>、任天堂<7974>といった大型輸出株による正面突破型の上値追い相場が予想される。日経平均構成比の大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>も大幅な上昇が期待できよう。ただ、物色の中心はグロース銘柄になる中でNTTドコモ<9437>などディフェンシブ色の強い銘柄や武田<4502>をはじめとする大手薬品株はさえない動きを強いられよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたトヨタ紡織<3116>、JCRファーマ<4552>、JXTG<5020>、三浦工業<6005>、DMG森精機 <6141>、THK<6481>、アンリツ<6754>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:アンリツやTHKに注目