TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:6019円(前日日中取引終値↑5円)

・想定レンジ:上限6030円-下限5950円

3日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は下落しそうだ。前日の米国株式市場は堅調。経済活動活発化への期待から、リスクオンムードが広がった。外為市場でもリスクオンムードとなり、安全通貨とされる円が1ドル=108円台後半まで大きく売られ、この円安を受けて東京金先物はナイトセッションで一時59円高まで上昇した。しかし、その後は円安要因よりもリスク選好が勝り金先物は急速に伸び悩んだ。米国株高を受け、東京市場でもリスクオンムードが広がる可能性が高く、日中取引の東京金先物は軟調な展開となりそうだ。ただ、円安傾向が継続すれば、東京金先物の下値は限定的となるだろう。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:下落、米国株高受けリスクオンムード強まるか