週明け6月1日の米国市場ではNYダウが91.91ドル高の25475.02、ナスダック総合指数が62.18pt高の9552.05、シカゴ日経225先物が大阪日中比100円高の22220円といずれもしっかり。2日早朝の為替は1ドル=107円60-70銭(昨日大引け時は107.55円付近)。本日の東京市場では、中国が米国からの一部農産物輸入を停止すると報じられるなど米中間のリスクが残るものの、経済再開を好感する動きが勝った前日の米株式市場の流れを引き継いで、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が買われ、キーエンス<6861>、安川電<6506>といった設備投資関連株もしっかりの展開が予想される。また、ファーストリテ<9983>は本日大引け後に5月の国内ユニクロ売上高の開示を控えているが、昨日までの11連騰で踏み上げ相場入りしており、本日も需給主導で上値を追う流れとなろう。その他では、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された明治HD<
2269>、イビデン<4062>、NRI<4307>、ソラスト<6197>、SMC<6273>、富士電機<6504>、ルネサス<6723>、デンソー<6902>、新光電工<6967>、豊田合成<7282>、カチタス<8919>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ルネサスやデンソーに注目