TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:5907円(前日日中取引終値↓100円)

・推移レンジ:高値5959円-安値5897円

27日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は下落した。この日の東京市場では、市場の予想を上回る経済指標が発表され大幅上昇した米株式市場の流れを引き継いで日経平均などは上昇してスタートした。米トランプ大統領が中国に対して厳しい措置に言及したと市場に伝わったことで、日経平均は一時はマイナスに転じる場面もあったが、政府の2次補正予算が事業規模230兆円を超えると報じられたことなどが好感され、午後に入りプラスに転じ上げ幅を拡大する展開となった。日米をはじめ世界中で経済活動の再開が広がっていることもあり、逃避資産である金への需要は低下し、東京金先物は下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金概況:下落、各国の経済活動再開一段と進みリスクオンムード高まる