19日のニューヨーク外為市場でドル・円は108円09銭まで上昇後、107円70銭まで弱含み引けた。日銀の臨時会合開催で追加緩和観測に円売りが一時強まった。その後、パウエルFRB議長が上院銀行委員会での証言で低金利維持や追加措置の可能性を示唆したため米債利回り低下に伴いドル売りが強まった。




ユーロ・ドルは1.0953ドルから1.0924ドルまで下落して引けた。景気悪化への懸念や英国政府のグルーバル関税計画を警戒したユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は118円20銭まで上昇後、117円68銭まで下落した。


ポンド・ドルは1.2223ドルから1.2296ドルまで上昇。英国政府が発表した完全離脱後の関税引き下げ計画を好感したポンド買いが優勢となった。


ドル・スイスは0.9698フランまで下落後、0.9728フランまで上昇した。


 [経済指標]・米・4月住宅着工件数:89.1万戸(予想:90万戸、3月:127.6万戸←121.6万戸)・米・4月住宅建設許可件数:107.4万戸(予想:100.0万戸、3月:135.6万戸←135.3万戸)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 5月19日のNY為替概況