パウエルFRB議長は上院銀行委での証言で、パンデミック対策で、財政・金融で巨大な規模の救済策を決定したが、十分かどうかまだ明確ではなく、追加措置が必要となる可能性を繰り返し指摘した。さらに、米国が経験したことのない最大の経済ショックに直面しており、経済の回復が軌道に乗る自信が戻るまで低金利を維持していく方針を示した。同じく、証言で、ムニューシン米財務長官は低金利の好機を利用し長期債の発行も示唆した。

米連邦議会予算事務局(CBO)が発表した成長見通しは4−6月期‐38%、2020年‐5.4%。4−6月期の失業率は15.1%まで上昇を見込んでいる。

米10年債利回りは0.74%から0.71%まで低下。ダウ平均株価は引き続き下落で推移、38ドル安で推移した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル続落、パウエルFRB議長が追加措置の必要性や低金利維持を再表明=上院証言